ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

身も蓋もありませんが

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こんな記事を見た。

diamond.jp

★質問
 研修の時間を取れません。
 60分で Google が使えるようになりませんか?

https://diamond.jp/articles/-/264722より。2021/03/28 20:00確認)

これに対する答えはリンク先を見てもらいたい。まあ、身も蓋もないですが真理です。誤魔化していたって仕方ないのです。

時間は無いことをどうするか

学校にいると時間が足りない。生徒がいる間に自分の仕事を進めることは想像以上に難しい。それは教職という仕事の宿命なので仕方ないところであるし、明確に「子どもの成長に繋がっている」と張り合いのあるものであれば、そのことに対しては全く不満はないのである。

今回話題になっているICT、特にGoogle Workspace for Educarionの使い方の研修については、Google認定教育者までとるくらいだから自分はそれなりに革命的に意味があるぞ!と思っているけど、興味が無い人にとっては得体の知れないものであるし、使えと言われてもそれが本当に「子どものためになるの?」ということに合意形成ができないから、強制される研修は「やりたくない仕事」に分類されることになる。

まあ…ICTについては、やりたくないからやらないとか言っている場合でもないと思うのですが、モチベーションの上がらないものについては、短時間で安心できるレベルまで力をつけたいという気持ちは分からないでもない。

(余談ですが、個人的にはICTの活用するときにはGoogle推しですが、AppleもMicrosoftでも別に全然問題ないと思っています。自分もそもそもApple Teacherも取っているし日常はMicrosoft365だし)

小さく、息を長く進めるしかないかなぁ…と思っています。例えば、Googleの方でこういうものが用意されている。

teachercenter.withgoogle.com

8週間で少しずつ学習ができるようになっている。本当はトレーニングセンターの課題を一つずつやっていくという形でもよいのでしょうけど、困難は分割して取り組めるのであれば、その方がよいのである。

やっぱり本を読んでやってみるのが早い

研修で教えてもらうのもよい手段だと思いますが、やっぱり自分で自信を持って何かをしようとしたら、本を読んで(もしくはオンラインのトレーニングコース)何度も自分で試行錯誤するのが一番の近道である気がします。

はじめての授業のデジタルトランスフォーメーション

はじめての授業のデジタルトランスフォーメーション

  • 作者:高橋 純
  • 発売日: 2021/03/25
  • メディア: 単行本
 

GIGAスクール対策に色々な本が出ています。

まさに、今こそ学ぶチャンスにあるわけです。GoogleのトレーニングコースもLevel1に対応するものについては1日あれば全部やりきれるくらいのボリュームです。

ICTは良くも悪くも増幅器である。だからこそ、ここで少しの投資を踏ん張り切れれば………きっと四月に余裕ができるはず。

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