生徒が登校してくるととにかく朝から晩まで忙しない。
落ち着かないという感じがとてもする。
授業をしながら生徒を見ると
学校の教員の仕事の根源はやっぱり授業だなぁと思う。授業をしていると生徒の様子がだんだんと伝わってくる。
二学期が始まってダラダラとしている生徒もいえば、気持ちがふわふわと浮ついている生徒もいるし、なんだか楽しそうな生徒もいる。
そういう生徒の生の空気を感じていると、なんだか何を授業をしたらよいかということが少しずつイメージとして固まってくる。夏休みの間にパソコンの前で一日中固まっていた状況に対して、「ああ、これならいけそうかな」というイメージがどんどんと出てくるのである。
というか、実際に単元の準備をしている時に実際に何が起こるかということがはっきりとイメージできる感じがする。
どんな言葉を生徒が使っているか、何を見ているかということを地味に観察しているのだなあと自覚する。そして、そこから教えられているものが色々とあるんだなぁと思う。
授業を終えて、授業の振り返りを書いているときには全く疲れを感じない。
もう、気づいたらあっという間に午後八時を過ぎていく。こういう働き方はよくないと思いつつも、実際に手元に色々なものが集まってくると楽しくなってしまうのは、業なのでしょう。