いよいよ五月下旬。
教育実習の季節が始まる学校も多いのでは?
自分も大学のころに実習に出たのはやはりこの時期なので、この時期になると実習のことを思い出して恥ずかしくなる。
実習生を迎える側の準備
今年も実習生を教えることはない。なんだかずっと実習生を教えていないので、あまり実習生指導に言えることもない気がするのだが、それでも何か言いたい気持ちがあるから、こうして記事を書くのである。
実習生を迎えるときには、個人的にはできるだけ授業に集中できるように余計な手間をかけさせないように注意している。例えば、教材の場所であるとかコピー機の使い方だとかそういう情報は先に教えてしまうか紙にまとめてしまう。
また、油断すると雑用を実習生にやらせようとする教員が少なくないが、そういうものについては担当教員が気付く限りでお断りするようにしている。雑用は就職すればいくらでもやらされるのだから、授業に集中させてやってほしいと思うのである。
実習へ行く前の準備として
実習に行く前の準備として、授業のことを色々と考えることは大切だけど、それ以上に大切なことは、しっかりと普通に「声を出せること」を練習しておく方が良い。授業やるときにはそれなりの声量が要るのはもちろんだけど、職員室で何か話をしている場合でもぼそぼそと何を話をしているか分からないケースには少なからず出会う。
見知らぬ赤の他人である実習先の人と上手くやるときに、自分のことをきちんと伝えようとするならば、しっかりと聞こえる声を出せることは大切である。
大声を出さなくても良いけど、普段の生活よりも気持ち遠くまで声を伝えるつもりで、きもちゆっくりと話すつもりで、そういう心がけをしておくと余裕ができる。
実習先に行く前に少しだけはっきりと話す練習をしておくと、緊張せずに過ごせる確率は上がるように思う。声が聞こえないと「え?」と聞き直されることになるけど、その頻度が高いとなかなかメンタルにくるよ。
しっかりと声を出すという習慣は実は普通の生活をしていると意外と少ないのだ。