後期試験に向けて準備中……とは言え、生徒も結果が出ないとそわそわしていて、いかにも集中できないでいるので、待機する方としても暇である。
私立大学入試も終わりを迎え…
一部の大学を除けば、私立大の一般入試もほぼ終了である。本当に厳しい入試だったと思う。もう少し、努力が報われても良いじゃないかと恨み言を言いたくなることも多いものの、ある一定の学力を超えると総なめで合格していることを思うと、恨み言を言ってもいられない。やってきたことの成果がシビアに表れているとしか言いようがない。
いずれにしても試験が終わってしまったら、発表を待つしか無い。もしくは繰り上がりを待つしか無い。
最後の最後まで、卒業した後も学校に来て泣きそうになりながら勉強している生徒が少しくらい報われてもいいと思うのだけど……実力で勝ち取るしかないのである。
萎えたって入試はやってくる
前期入試で結果が振るわないで後期入試に臨むことになる場合、準備期間が非常に短くなってしまう。長くても一週間くらいであるし、短いと結果発表の数日後に直ぐに試験になってしまうことも少なからずある。
後期入試の出願はセンター試験直後に行われているので、倍率自体は恐ろしい数字が並んでいる。
実際は、前期で決まっている生徒がいるので、欠席率が5割から6割くらいになることが多いのだけど、それでも前期の倍率に比べるとかなり厳しい。しかも、後期は総合問題になる場合も多くて、どうやって対策して良いかも分かりにくい。問題といても全然解けないと絶望することも多い。
だから、気持ちが萎えてしまいやすいのだが……それでも自分が決めた入試なのだから、逃げずにちゃんと万全の準備をして受験をしてもらいたいものである。
最後までやれなかったことはいつまでも後悔を残すことにつながる。だから、丁寧にこの残りの苦しい時間と向き合ってもらいたい。
浮かれているのは大人だけ
卒業式も終わって前期も終われば、入試が終わりになるような気分にもなるでしょうね。でも、まだ終わっていないのだよ、浮かれている場合ではない。