気づいたら四月が始まっていた。
いや、散々引き延ばしてきたような気がしますが、それは気のせいです。
勤続十年目という節目の年となるので、まずは平穏無事に生活を終えられることを祈っています。そして、少しでも自分の実践をちゃんと蓄積して、教育という営みに積み上げを行っていくことが出来ればと思う。
まずは新しい生徒達の顔と名前を覚えるための作業から……。
三年も同じ生徒を教えていたので、ゼロから覚え直すという作業が久々です。生徒を迎えるに当たってきちんと名前を覚えることは大切だと思うのですが、なかなかマスクのせいもあって顔と名前が一致しないのです。
新しいことを始めるのは自分たちにとっても挑戦です。毎回、同じルーティンを回すのではなく、丁寧に新しい仕事を始めることでちゃんと生徒とともに成長したいところだ。いや、生徒の成長速度に負けているようではいかんなと思う。
でもなぁ……まだ、気分としては卒業させた生徒達のことのことを引きずっているものである。