ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

たくさん読み書きをしよう

授業で自分が話す時間が勿体ないと思うことが増えている。

でも、教えなければいけないこと、言われないと気づかない知識はあるから話すことはゼロにはできない。

でも、できるだけ自分たちで実際に作業を行ってみるということが重要だと思うこの頃。

教え方・伝え方の問題

国語科の教員なのにこういうことを言うのもどうかと思うが、何かを伝えようと思ったときには言葉を尽くさなくてよいこともある。

高校の現代文となると本来は教えた方がよいことは山ほどあるし、その方が効率がよいと重々思うのだが、授業で効率を重視して焦って話し出すと変な伝わり方をするのが体感である。

本当にじっくりと話すべきことは、慎重に精選して伝えなければいけないし、伝えることに必要を感じれば、しっかりと伝える。

迷っていてはいけないのだ。

ただ、読み書きで分かるように…

ただ、時間はかかるけど、だいたいのことはちゃんと時間を与えて道筋を与えれば、生徒は自分で分かるようになる。

そのために必要な時間やハードルは小さくないけど、自分で納得したときに生まれる言葉は、結果的に月並みに見えても、そこに至るまでの解像度が全然違う。

長く、自然と、自分の言葉として使えるようになっていること。

そういう読み書きの時間をしっかりと授業で確保したいと常々思う。そういう時に、2単位しかない国語の科目は、かなり授業が難しいと心の底から思う。

選択科目は4単位だけど、本当に大切なのは高校の勉強のスタートである2単位科目たちの方だろう。

導入の時期にこそ、もっと時間は欲しい。

その時期ごとにしか出てこない言葉があるように思う。それだけに、あまりに一年生の間の忙しさは勿体ない。

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