ついに緊急事態宣言が解除された。
一歩だけ、日常に戻ってきたような気がするが、相変わらず、学校の再開に向けては課題が多い。
上の記事によると、千葉のことが書いてありますね。
千葉市立学校では、6月1日~5日に小学校・中学校・高校の各学級を2分割にして週5日、1日3時間の授業を実施。6月8日以降に通常の授業を開始する。
多くの学校が、このような形で分割したり短縮したりで対応していくのだと思う。6月中に何とか「通常の授業」が再開できるという見立ての学校が多い気がするのだが……本当に、再開できるのだろうか?
課題は多く
小中高でだいぶ様相も違うので、一概には言えない部分もあるかもしれないが、高校については公共交通機関を使って通学してくるので、どう考えても感染リスクは高いし、近隣の学校で感染者が出たらあっという間に計画は倒れるのだろう。
鳥取県の教育委員会がこんな動画を上げていますが…
学校の消毒をこうしてただの素人の教員が付け焼き刃で学んでやらなければいけないという状況なのです……。いや、やらないと危険だと感じるから自分も這いずり回りながらやります。
毎日、消毒の仕事をするのかと思うと、結構、気が遠くなる気分である。
耐えるのではなく変える
時間経過でやり過ごせば元に戻るだろうという見立てで学校は動いている気がする。
実際、何も予算が付かない中で、学校を動かすのであれば、多少時間がかかっても元あった場所に戻ってくることを期待するのが、確かに手っ取り早いように感じられるのである。
しかしながら、時間が経てば経つほど、再開がグズグズになればなるほど、籠城のような変わらないことを選択するということが悪筋になってくる。
もう、どこで腹を括ってエネルギーを投資するかである。
どうせ、エネルギーを使うなら耐えるのではなく、変えることにエネルギーを使おう。
大きく変わっても良い時期なのだろうから……今回の休校が、何となくやり過ごせたという成功体験にならないように…。