ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

数字とにらめっこ

年度末は振り返りの時期。

一年の学校での指導がどのような影響を与えているのかということを振り返りたい時期です。また、4月から新しく仕切り直して、必要なことをするために、主観や心情とは別にしっかりとデータを確認したいところです。

数字で色々と

一年間、過ごしてくると色々なデータが散らばって蓄積されている。勝手に溜まってくるものもあれば、意図して集めたものもある。

そういうデータを一旦、きちんと整理整頓してわかりやすく見える化して意味づけすることが、次の年度に何をするかを選ぶことにつながる。

データを見ていくと、自分が主観的に思い込んでいたこととかなり乖離のあるデータがでることも少なからずある。

そのイメージの乖離が不適切な選択を選んでしまうことにつながるので、こういう余裕のある時期にしっかりと丁寧に見直しをしたいと思う。

正直、数字を眺めることは、現場で教えるということの本文ではないとは感じる。数字の分析をしてくれるプロがいるならば、そういうプロに任せたい仕事だとも思うし、数字を適切に操作するには知識も足りていない。

ただ、数字を眺めつつ普段の実態を突き合わせて考えることに意味があるだろう。まあ、数字って気をつけないといくらでも自分の都合のよいデータにできてしまうから。

 

 

数字はきっかけ

数字はきっかけに過ぎない。そこから、結局、子どもに関わっている大人たちと色々な角度から議論すること自体に意味があるのである。

数字でわかった気になるのは現場の仕事ではない。現場の感覚だけでわかった気になっていると自分の過ちに気づかない。

議論のテーブルに挙げたものを丁寧に、丹念に読み解いていく過程で、見えてくるものが増えるのである。そういう地道な積み重ねを丁寧に行うことで、組織として強くなるべきなのだ。

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