ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

授業記録

進歩や変化を焦りすぎない

なかなか単元の途中にやっていることを振り返る時間を持つことは難しい。本当は定点的に振り替えなければいけないのだけど、それをやってしまうと、これだけ行事のせいでテンポの悪い授業日程ではふり返るのではなく、思い出すので精一杯です…。

マンネリであり、余裕のなさである

グダグダで始まった連休明け。 どうしてこうも連休明けに誰もかれも疲れているのか不思議である。 授業ものんべんだらりと始まったが…

リーディング・ワークショップの地味な成果

周りから遊ばせているように見られても、週に一度のリーディングワークショップを継続中。 リーディング・ワークショップは暇つぶしではない - ならずものになろう 毎回のカンファランスでの受け答えや読書の時間の雰囲気を見ていると、かなり丁寧に成長して…

評価、時々、考査

気づくと1月も終わり、2月も中旬を迎えようとしています。 大学入試も段々と佳境を迎えつつあるように感じます。そうなってくると、そろそろ自分の方の考査問題の作成と学年末の評価をどうするかを考え始めます。

リーディング・ワークショップは暇つぶしではない

高校2年生のこの時期にリーディング・ワークショップをやっているせいか、「どうやら現代文は時間が余っているらしい」という見方をされているようである。 どうもRWを、図書室に生徒を放っているだけで手抜きをしているのではないかとみられている節がある…

リーディング・ワークショップ一巡目終了

本日で担当クラス全てでリーディングワークショップ一巡目が終了しました。 授業記録に生徒の目標や一回目の振り返りを反省して眺めていると色々思うことが出てきます。

リーディング・ワークショップ1クラス目終了

本日から高校2年生でリーディング・ワークショップを開始しました。 今回は前回と異なり、全5クラスを代わる代わる実施していくので、なかなかにハードな感じにも思えます。クラスによって全然異なるリーディングワークショップが展開されるのだと思うと心…

一斉授業はラク…だよね?

年末の授業数の調整で考査の問題の解説授業をしばらく続けます。年に数回しか教壇に立たないので、この授業は珍しい。 特に一斉授業で何か問題を解説するなんてほとんどやりませんが、たまにこうして時間を調整するためにやるのです。そうしてたまに一斉授業…

科目だけでは行き詰る

採点の祭典。 自分の考査の問題は初見の文章とちょっとした小論文を必ず課しています。 まあ、時間が50分しかないので欲張りすぎだよなあと思いながらも、呼吸するくらい一つのテーマについてしっかりと考えてもらうことも大切だよなと思い、スピード感がな…

語ってみて分かること・やってみてわかること

昨日の姉妹編? www.s-locarno.com 本日は本単元の中間報告のポスターセッションでした。上の写真はその様子。ぼかしているので全く雰囲気が伝わらないと思いますが(笑)、左端だけはボカしていないので、生徒の成果物の様子を見てもらえれば……。 たった2週間…

だって成長するってそういうことでしょう?

調べ学習か探究なのか悩ましい授業は本日も継続中です。 探究と調べ学習の境目 - ならずものになろう しかし、自分の課題の振り方も雑なのに、生徒は本当によく頑張ってくれていると思います。いつも50分があっという間に過ぎてしまって、本当に残念である…

探究と調べ学習の境目

タイトルが大きすぎるかな……さすがにこのテーマを厳密にやるには平日のこの時間からは無理だ。授業記録として思ったことを記録しておこうと思う。 ちょうど、今はポスターセッションに向けて探究型の学習に取り組んでいます。そんな中、ふと生徒の作業を見て…

我慢強く読み書きする

今年最後の評論。三学期は文学しかやらないからね。 生徒にとってはかなり大変な単元をやってもらうことになります。前から紹介しているように内山節の文章を自力で読んでもらおうとしているのです。 www.s-locarno.com この二年生最後の評論に向けて、一年…

やらせてみないといけないことばかり

やっと生徒から成果物が提出されました。今回はDropboxのファイルリクエストでwordで提出してもらいました。 生徒にとっては慣れていないパソコンでの作業であるので、見てみるとかなりミスが多いなぁ…と思う。

生徒のICTスキルは高いのか、低いのか。

授業で今回はスマホも活用させながら授業してもらっています。 www.s-locarno.com 授業で使わせてみて、その様子を見ていると気づくことが数多くあります。

アクティブラーニングを続けて「学力」はどうなったか

そろそろ自分が担当してる学年も高校生活を折り返したので、書くネタも尽きているところなので、メモ的に書いてみよう。 きっと気になる人も多いだろうから、普通の授業を続けた場合に比べて、生徒に委ね続けてきた結果、ペーパーテストという意味の「学力」…

つまらない!

今の単元は教科書の本文が簡単なので生徒の理解度は高い。だから、自分の授業としては珍しく問題演習で授業を進めている。 しかし、思うに。非常につまらん。

やらかした

好事魔多しと申しますか…。調子よくアイデアが出ていて順調だと思っていたら…。

正しい意見は簡単に消えるのだなぁ…

都留文科大学の野中潤先生のご講演を以前お聞きしたときに、「正しい意見が消滅する授業」というものが紹介されていた。 野中 潤 - 研究者 - researchmap 正しい意見が消滅する授業―札幌聖心女子学院の「夏のセミナー」 ( 高校 ) - BUNGAKU@モダン日本 - Ya…

苦闘する読書

本日で考査前のリーディングワークショップがすべて終了。 やっぱり…というべきか、集中の悪さを感じた一日でした。 大多数の生徒は読書に没頭して楽しんでくれていると思えるのですが、本当に全員を読書に向き合わせることができない難しさを感じます。

継続しなければ

来週の火曜日からが考査です。あと一回、月曜日にRWをやるチャンスはありますが、それが終わると、またしばらくRWを実施するだけの時間を取るのは難しいのです…。 しかし、多くの人がいうように、やっぱり継続していないといけないんだろうなぁ…と思う。

カンファランスと読書への没頭

あすこま先生が今日、こんな記事を書いていた。 askoma.info リーディングワークショップをやっていると、「読書の時間」に生徒がどれだけ没頭するのかということが、その時間の充実度そのものだと感じる。 今回のRWは「読書の習慣がほとんどない」という生…

自分の読むべきものは自分で決める

※写真はイメージです。ネットの広いものです。 RW二週目です。 生徒たちも二回り目に入ると感覚をわかってくるようです。 ミニ・レッスンでちゃんと伝えたいことはあるけど、生徒としては早く読みたいようで、なかなかこちらを見る目が厳しい(笑)。 読書家…

【授業記録】「質問づくり」からの「リーディングワークショップ」

なかなかうまくいったので単純に記録を残しておこう。 上の写真は授業の様子。全然、何が何だか分からないように個人情報保護の結果である。 今年度の授業の一つの柱として「質問づくり」(QFT)を行っているが、リーディングワークショップと組み合わせてみ…

本物にふれる

自分の企画した講演が生徒にとって少しでもヒットしてくれたのがとても嬉しい。 一人二人で良かったんだよ。 それが思ったよりも伝わってよかった

授業アンケート

はた迷惑な毎年恒例の授業アンケート。生徒から回答を募るのですが……。

続けて繰り返すことで

実習生の授業も折り返し。2週間しかないと何もできない(笑) 実習生が悪戦苦闘している間に自分が見ているのは子どもの様子。実習生が実際、どんな授業をするかは打ち合わせと指導案で目星はつく。 だからこそ、普段は内側にいがちな自分の指導しているクラ…

理想に近づいているのかも?

今日の授業で面白いことがありました。 ある意味でこれは一つの理想なのかもなぁと思ったりしました。

手書き?キーボード?書くことが苦手か、書くのが嫌なのか?

最近、夏休みボケをしているせいか、生徒がノートを書くことを億劫に思っている様子が目につく。 よくよく考えると、ノートに書くこと自体があまり好きではない。油断をすると目で見てわかったつもりになっていることが多い。 自分も手書きはあまり好きでは…

読めているようで読めてない。意外な読解ミスから考える。

九月は福岡伸一の「動的平衡」をやります。 動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか 作者: 福岡伸一 出版社/メーカー: 木楽舎 発売日: 2009/02/17 メディア: 単行本 購入: 28人 クリック: 282回 この商品を含むブログ (162件) を見る まあ、科学の話としては典型…

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