ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

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なぜこんなに怒っているのか

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比較的、粘着質に書き続けているClassiの事故の件。

www.s-locarno.com

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本日もまともにログイン出来ないでパスワード変更すらままならない。もはや、サービスとして機能していない。

このトラブルは、苦境にある学校にとっては非常に困ったトラブルであるのはもちろんだし、それ以上に心情的に許せないことが多い。

ICTそのものの信頼を損ねる

とにかく、このClassiのトラブルで一番、自分が大きく迷惑を被っているのは、この一件のせいで学校の現場にClassiやベネッセに対する嫌悪感ではなく、元々、あまり好きではなくて目の上のたんこぶであったICTに対する不満がここぞとばかりに吹き上がっている感じがあるのである。

とにかく、パソコンは分からない、よく分からないから使いたくない、別になくても困らないと、意固地になってICTを使わない人たちが、Classiの騒動でまた息を吹き返して「これだからICTは」という雰囲気を自校のみならず色々なところで目にするようになったのである。

Classi憎けりゃICTまで憎い……全然、合理的ではないが、その気持ちも分からないでもない部分はある。この新年度の忙しい時期に、生徒にアカウントを登録させるという作業は想像を絶するほどにトラブルが生じやすい。

そのトラブルにウンザリとなりながら、やっとアカウント登録を終えたところで、この大規模障害で「はい、残念でした使えません」では、怒り心頭となるのもよく分かる。

ただ、だからといってICTそのものの有用性まで一緒くたにして捨て去って欲しくはないのである……。

「結局、ICTを使っているとこんな事故が起こるんだから使わない方が良い」そんな声が大きくなって、牛歩で進めてきたICT化に冷や水をぶっかけられたようなところがあるのである。

Classiを使う=ICT化ではない

そもそもにして、勘違いしている人がいるような気がするのだが、Classiを使ったり動画授業サービスを使うことが、教育のICT化ではないのである。すっかり、授業の代わりに生徒に宿題動画をやらせているだけなのに、ICTを使いこなして教育やっているような雰囲気を出している人もいるが……。

いや、そういうことではないでしょう?SAMRモデルとかいろいろ……。

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Classiにおんぶにだっこになって、 自分で生徒の学びをデザインすることを放棄していることが問題なのである。

このClassiの件でひとしきり文句をいったのちは、おそらくはどうせまたB社に頼ってClassiを使い続けるのである。

何も問題は解決されないままに……。

 

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余談

Classi依存とは異なるけど、休校になったからとりあえずチープな動画を作って自己満足しているというパターンも本質的にはそんなに変わりはない。ICTで何が出来るのか、何が必要なのかということをちゃんと考えているとは言いにくい。

飽きたら教員も生徒も使わなくなる未来が見えている。

さて……どうやって流れを変えていこうか。ClassiのせいでついてしまったICTは使いにくいから結局ちゃんと電話連絡しろって話の払拭からやらないといけないのか……スタート地点に戻っているじゃないか、本当。

怒って良いよね?

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