ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

授業記録

一通りのオリエンを終えた

明日も元気に授業ですが、私は元気です。

始動した途端に帰れない

授業が本格的に始まり、担当クラス全部にオリエンテーション完了。 さっそく大福帳を集めて、生徒の様子を見ているが……これがやっぱり時間が掛かるな(笑)。 今年は全部で260名くらいをまとめて教えるので、なかなかのボリューム感。他の学校はどの位で教…

4か月ぶりの授業をする

本日からやっと授業開きです。 去年の11月末日で授業がなくなっていたので、約5か月ぶりの授業です。ゼロから始めるという緊張感があるのです。

採点の祭典・最後の試験

生徒にとって高校最後の考査が終わった。そして、こちらも採点が終わった。 今回はセンター試験を模して新しい素材で自分がプレテスト作りました。平均点が本番のセンターに近似した数字が出たので、そこそこ狙い通りのテストになったのかな? 見れば見るほ…

授業が少しずつ終わる

今週で三年間の授業が終わってしまう。 三年間で何を教えてきたのか、何を残せて、何を積み残しているのか。 子どもたちの人の良さに寄生して三年間を過ごしてきただけではないのか、いつだって悔恨の思いを抱えてやってきたのである。 彼らの中に何かが残る…

大量に志望理由書を見てきて分かること

私立のAOや推薦の出願の山場が終わりましたが、そろそろ国公立の出願が始まりますね。 私立に比べて、さらにハードな書類提出が求められるのが、国公立のAO推薦である。 なかなかハードな課題にめげそうな生徒(と教員)がいると思いますが、「語るべきこと…

ルーブリックを活用してみて

とりあえず、やってみないことにはルーブリックについても理解しきらないだろうということで、パフォーマンス課題を設定して作品を集めルーブリックを作り、授業で活用するという基本的な流れで授業してみました。 例のごとく、記録は残すけど世を憚ってあま…

見せないとしても指導案を書かないと…

色々と故あって、読まれもしない指導案(略案)を書いている。 今年に入ってからは、受験学年ということもあって他からあまり見学にもこない(学校として歓迎されていない)ので、指導案を書くことをすっかりサボていた。 久々に書いてみて色々と思う。

小論文とルーブリック

色々な文章(非連続テキストを含む)を大量に読むという方向で授業を現在やっているクラスがありますが、定期的に小論文で理解度を確認しつつ受験に備えながらも本質を考えるようにする授業を行っています。 まあ、随分、いいとこどりした言い方をしましたが…

授業用の素材探し~受験対策編~

今日も今日とて仕事です。一か月で60時間くらい残業中です。 授業が受験対策にシフトしているので、自分が準備することが多くてなかなか首が回らなくなってきていますが……できるだけ色々なものに触れてもらいたいなあと思っているので、素材選びは悩ましい…

出願書類づくり…AOや推薦に向けて

補習も終わって次は夏の間に出願が始まる大学の出願書類づくりです。 数は多くはないけど、時間は掛かるなぁとしみじみと思うのです。

台風の接近を薄々と感じながら

気圧の変動があるとてきめんに体調が崩れます。どうも、眠れないし体調がそこはかとなく悪いのは、台風のせいだと感じます。微妙な耳鳴りを覚えつつ……。 さて、夏季の補習ももうすぐ終了です。何とか体力が持ってくれそうです。

一学期の授業が終わりまして

今日で一学期の授業日が終了でした。色々と考えることがある一学期で、割と気持ちが萎えて終わりそうですが、とりあえず、夏の間に自分の勉強の立て直しをしたいところですね。

たまには古典をやることもあり…

面談をたくさんやってから補習をやっているのです。 働き方改革ってなんだろう?(割と冗談にはならないで、強制退去させられかねないのだけど) 受験生は時間の許す限り勉強時間を取りたいのだけど、教える側がそれに付き合っていられないのもどうかと思う…

答えが出ないことに逃げ込んではいけない

考査がそのうち始まるので、順次、丸山真男も終了です。 結局、話が拡散してしまい、自分としては「大失敗」ですね。ただ、あまり失敗、失敗と連呼してしまうのも、一生懸命やった生徒の気持ちを台無しにするので、「自分の指導が」失敗だったとしておきます…

授業を見てもらいまして ~感想を紹介します~

授業の雰囲気を紹介。

明日の授業はどっちだろう

色々と手を変え、品を変えてやってきた丸山真男。 日本の思想 (岩波新書) 作者: 丸山真男 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1961/11/20 メディア: 新書 購入: 25人 クリック: 248回 この商品を含むブログ (226件) を見る 結局、自分が授業、単元の行方を見…

たまたま露見する

最近、かなり革命的な一冊が出版されていることは知っていた。 最高の授業: スパイダー討論が教室を変える 作者: アレキシスウィギンズ,Alexis Wiggins,吉田新一郎 出版社/メーカー: 新評論 発売日: 2018/05/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る…

リアリティを感じられるかどうか

やっぱり苦戦を続ける丸山眞男。 日本の思想 (岩波新書) 作者: 丸山真男 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1961/11/20 メディア: 新書 購入: 25人 クリック: 248回 この商品を含むブログ (226件) を見る 一番根本的なところを自分が見落としていたようにも…

敗走を繰り返す

生徒の現実をきちんと見取ることができないと、授業の展開は上手くいきません。 自分の期待が過多でもダメであるし生徒を見くびってもダメ。そして、学校としてのカリキュラムとは無関係に独立して、生徒の直面している現実はある。 なかなか上手くいかない…

あぁ…読むことのハードル

「「である」ことと「する」こと」に入ったが大苦戦中である。というか、苦戦以前に「読まない」のである。長い文章で必ず毎回愚痴っている気がするのだが…。 www.s-locarno.com www.s-locarno.com とりあえず、長くて語彙が難しいので読まない。投げ出す、…

空回り気味の生徒へのコメント

理系クラスでも「である」ことと「する」ことをやっています。 基本は文系と同じ線で進めていく予定。 www.s-locarno.com 残念ながら、大人になって評論を読まなくなってしまう可能性がある。 でも、そんな可能性を否定したくて生徒へ投げかける言葉がから回…

問うて、問うて、問う

考査の返却なども済み、どのクラスでも次の単元の指導を始めています。実質的に、二学期からは入試演習となってしまうので、これが彼らに指導する最後の単元です。 今回は「「である」ことと「する」こと」です。 日本の思想 (岩波新書) 作者: 丸山真男 出版…

理解するまでの苦心

ポストモダン的な文章を授業で扱っています。 さすがに生徒にとっては「わかったようなわからないような」という文章であって、かなり「自分の理解」として納得するのは難しい。授業としてはひたすら読んで書いて考えようというシンプルな授業だけど、それだ…

「こころ」レポートの顛末

三学期はずっと時間をかけて「こころ」に取り組んできました。 最終的な成果について、生徒には各自が問いを立ててレポートにまとめて提出ということを求めています。 春休みにじっくりとそのレポートを読むことになりますが*1、生徒の成長をじっくりと感じ…

ちゃんと伝わるのでしょうか

ようやく学年末の忙しさの山を乗り越えることができて、修了式に向けて準備を進めていくことになります。来年度は大きく変わる環境となるので、今から情報収集と入念な準備をしたいところです。 とりあえず、今は補講として今年度のセンター試験を解説中です…

学校図書館が活用されてほしい

リーディング・ワークショップの振り返りとして色々なデータの整理中。 まあ、データといってもざっくばらんに集めたものであるので、それほど精密なものではありませんが……。 ただ、やはり雑多なものであっても見えてくるものはありますね。

カンファランスの距離感が難しい

今年度も終わりに近づきつつあります。 さすがに成績処理だとか色々なことが立て込んできて、忙しさを感じるようになってきました。とはいえ、忙殺されてしまうと結局雪崩みたいに新年度も進んでしまうので、ここで少しずつ振り返りはしておきたいところです…

リーディング・ワークショップ終了&生徒アンケートの一部紹介

今学期の授業もほぼ終了しました。リーディング・ワークショップもこれで終了です。 今年は生徒にスマホを使わせるのもだいぶ慣れたので授業アンケートをGoogleフォームを使ってアンケートを取りました。 使い方の解説は面倒なんで(笑)、丁寧に解説されてい…

生徒が物語を読むということ

リテラチャー・サークルで読んできた「こころ」もいよいよ終わり。 生徒にとって決してなじみがあって読みやすいものではなかったのを、我慢強く読んできました。我慢……なのか?それは否定できないけど、それでも楽しく読めたのではないかと思っている。

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