ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

教育一般

居場所から逃げ出すためでなく

教員の仕事は多岐にわたる。 だからこそ、公立であれば手厚い(お節介ともいう)研修が定期的に用意されているし、独り立ち出来るようになるまで授業づくりについても色々な人が支援してくれる。 だから、ずっと学び続ける仕事が教職でもある。しかし、その…

変化には注意深く…

気候も変化が激しい今日この頃、やっぱり学校は落ち着かない。 生徒の落ち着きのなさを見ていると、危うさを感じる時期である。慣れているときほど、冗談で済まないような大ごとを起こしがちになるのだ。

当たり前を丁寧に…

二学期は学校は色々とトラブルが起きがちである。 慣れてきてちょっとしたことが疎かになるので、生徒も教員も落ち着かなくなる。 こういう天気が悪いタイミングは、ちょっと怖い。

変化の流れは来ているのかも

色々な現場の話を聞くことが最近は多くなっている。仕事の関係で。 他の学校や地域でどんなことをやっているのかを聞いてみると、自分が思っているペースよりも早い変化が来ているのかもしれない。

様々な立場があると気づくために

先日、こんな教育書が出版された。 シリーズ 学びとビーイング 1.いま授業とは、学校とは何かを考える 作者:河口 竜行,木村 剛,法貴 孝哲,皆川 雅樹,米元 洋次 りょうゆう出版 Amazon シリーズとして発売され、これから本書を含めて全4冊となるようだ。 シリ…

YouTubeと戦う?

紹介を忘れていたけど、こんな記事を見た。 www.kyoiku-press.com 勉強方法に関する情報収集の経路を複数回答で尋ねると、「YouTube」が57・4%で最多。「学校の先生」が56・1%、「Instagram」が46・0%だった。インターネットの記事や学習アプリ…

考査で指導しようとしてはいけない

考査の採点をしていると自分の授業の至らない箇所が明らかになる。一方で、生徒側のトレーニングが足りていないことも分かるのだけど…。

教員としての良識

※特にアイキャッチ画像と本文には関係はありません。 模試の偏差値を教育の成果として考えるような教育観では論外なのだ。自分の教育の評価を赤の他人に委ねて思考停止していることを気付けなくなっているようでは教育者としての良心を疑う。 自分の教育の成…

無理寄りの無理では?

こんなものが出ていた。 www.mext.go.jp (https://www.mext.go.jp/content/20221005-mxt_kyoikujinzai01-000025352_2.pdfより。2022/10/06確認) こんなに色々なことが出来るなら、教員になんてならないのでは? 今の給与水準と社会的な地位で、これだけの…

保守的なくらいでいい

授業については何だからICTだとかアクティブ・ラーニングだとか流行を追いかけているような姿を見せてばかりの自分ですが、学級運営は保守的な仕事の仕方をしているなと思うのです。

PBLに思い悩む…

探究学習をどうするかは悩みの種になりますよね。 最近、発売になったものの積ん読になっていたこれをやっと手に取り出す。 探究する学びをステップアップ! 情報活用型プロジェクト学習ガイドブック2.0 作者:稲垣 忠 明治図書出版 Amazon この本は「2.0」と…

教員になっても学び続ける

日々、色々なことに忙殺されるのが教員という仕事。 しかし、勉強をすることを止めてしまうと、授業があっという間に陳腐化する。 辛辣な言い方をすると、勉強を止めた授業は教える技術とは無関係に、新鮮さを失ったような印象を受ける。 教える技術があれば…

授業者の孤独

今月の『教育科学国語教育』はNG特集。 教育科学 国語教育 2022年 10月号 (国語科のNG指導―「うまくいかない」には理由がある) 明治図書出版 Amazon 巻頭特集で土居先生も言っているが、授業の「正解」はなかなか判断が難しいが確実に「不正解」は存在してい…

一つの授業ができるまで

来週から授業が始まってしまうので、自分の思考のメンテナンスがてら自分の授業づくりの工程を書き出してみます。 思考のメモですね。時々、書いておくと後から読み返すと微妙に変化があるから面白い。 そして、他人との違いで意外なところで役に立ててくれ…

夏の最後の宿題に

今週から学校が開始になっているところもあれば、来週からスタートのところもあるようですが、8月もあと一週間ですね。 最後の一週間にぜひとも読むべき一冊を紹介しようと思います。 高等学校 真正(ほんもの)の学び、授業の深みー授業の匠たちが提案するこ…

話を聞き、聞かれる

そろそろ夏休みが終わりますね…。色々なところで研修が始まっているという話を聞きます。 news.yahoo.co.jp ……まあ、方法としてはどうかと思うのだけど、人が会わなければ出来ないことはある。宿泊までが必要かは個人的には分からないところですが、お互いに…

やっぱり対面がいい?

日本国語教育学会の全国大会の全日程が終了。 一日中、パソコンの前で画面とにらめっこしていたので肩周りがゴリゴリになっています。 ゲーミングチェアが威力を発揮してくれましたね! GTRACING ゲーミングチェア オットマン スピーカー付き ゲームチェア …

よい授業を見て蓄える

本日は予定通り、日本国語教育学会の全国大会(オンライン)に参加。 一日目は提案授業と研究協議会をウェビナー視聴。 久々にちゃんと授業を見学した!という感じがする。

授業づくりの本を眺めて…

夏のインプット期間の二日目です。 昨日、あれほど積ん読を消化するという話をしたのに、授業づくりの本に気を取られて全く積ん読は進まず、むしろ再読祭りになっている本日です。

読解力って…

炎上商法に手を貸す気は無いのでリンクを貼ったり発言を引用したりはしない空リプを繰り返すことにする。 まあ、そういう記事だと思って読んでください。

全国学力・学習状況調査のリアクション…

全国学力・学習状況調査の結果が出ましたね。 www.nier.go.jp 早速、報道が過熱するのですが、どうしても順位づけして煽りたがるようである。 全国学力テスト2022の結果公表【都道府県別の一覧表あり】 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プ…

「教師は五者たれ」というけれど

珍しく本日は休み。 SNSを眺めていると学期末と言うこともあって教員界隈が荒れているなぁという印象。 そんなこともあって「教師は五者たれ」という言葉を何となく思い出して色々と考えていた。

企画が一番楽しいとき

企画が一番楽しいとき。 それはおそらく「こんなことが出来たら良いな」と企画書を書いている段階である。

国語教育のICTのあり方

今月の教育科学国語教育はICT特集号。 教育科学 国語教育 2022年 08月号 (ICT&1人1台端末活用で進化する 教材研究・授業づくりDX) 明治図書出版 Amazon 「教材研究・授業づくり」の「DX化」という色彩が強い印象。 2021年11号とは少し感触が違うように思う。…

じっくりと話せない

学期末に向けて全力失踪中…間違った全力疾走中です。

一学期のゴールが見えてくる

7月もいよいよ中旬です。あと十日くらいで一学期が終わりになる学校も多いだろうから、怒濤の一学期も終了である。

デジタル採点の威力

考査の一番の難敵は膨大に積み重なる答案である…。高校は週2コマなどなので、持ちクラスが多く、採点の枚数が非常に多くなりがちなのだ。

成績をつけるために…

7月と言えば成績処理の時期ですね。 今年度から高校でも観点別評価となるため、今年の成績処理の準備の始まりは早めです。

手の内を見せる

一人一台端末がある状況で授業に慣れてくると、今までどうやって授業をしていたのかを思い出せなくなる感じがあります。 また、できることが増えるだけに、どの方法を取るのかということに自由度が増え、あれをやれ、これをやれという指示の仕方が難しくなっ…

いつだって安定すること

教員はいつだって精神的に安定していることが求められる仕事だろうと思う。情緒不安定でキレどころが分からない人に教わることほど恐ろしいことはないし、安心安全が確保できない教室では豊かな学びは難しいだろう。

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